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江波山気象館 メールマガジン
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2006年 1月1号
メールマガジン版江波山気象館情報しおかぜ

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広島市江波山気象館から
気象に関するさまざまな情報をお届けします。
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2005年12月の気象
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 12月の気象は、全国的に記録的な低温となり、日本海側では、12月としては記録的な大雪になりました。 
 地域ごと(北日本、東日本、西日本、南西諸島)に気温の経過を見ると、南西諸島で、月初めの2,3日、中旬の2,3日、年末の4,5日、平年並みの気温でしたが、それ以外では平年以下で、特に中旬は、東日本、西日本、南西諸島で、3℃以上も低くなりました。

 冬型の気圧配置は、「日本海の低気圧が発達しながら、北海道の東海上に進んで発達を終える」過程の繰り返しで緩急がつきますが、今年の12月は、北海道に東海上で停滞したり、その後さらに発達することが多かったようです。
(因みに、東経180度線付近で、950hPa以下にまで発達した低気圧が2個ありました)

 ともかく、日々の天気概況は差をつけにくく、殆どが「冬型の気圧配置で・・・」となったようです。

 月平均気温は、南西諸島と北海道東部以外では、殆ど平年より2℃以上低く、1位の順位更新は37地点あり、阿蘇山(平年差:-4.2℃)、日光(同:-3.9℃)などもありました。

 北陸の記録的な大雪のニュースに、驚かされましたが、降水量としても、日本海側では、かなり多くなりました。特に、山陰東部、北陸、東北南部、北海道東部で、平年比170%以上になりました。

 逆に、関東以西の太平洋側では少なく、沿岸部では、平年比10%以下の所もありました。

 月降水量の多い方の順位更新は、3位までで、舞鶴(平年比:286%)、福井(同:253%)など、11地点でした。少ない方の順位更新は、静岡、大分の降水量 0mmなど、14地点でした。
日照時間は、降水量と同じ傾向で、日本海側で平年比60%〜100%、ですが、北海道の日本海側だけは逆に平年比160%以上となりました。太平洋側で、100%〜120%となりました。

広島では、積雪の記録更新(12月として)が出ています。
積雪の深さの月合(毎日、9時観測の合計?)34cmは、1996年の11cmの更新です。

月最深積雪、17cm(12月18日)は、13cm(1916年12月28日)の更新です。
降雪の深さの日合計、12cm(12月18日)は、10cm(1996年12月1日)の更新です。
広島の月平均気温は、4.0℃(平年:7.5℃)で、順位3位までの更新ではありません、かなり低くなりました。
月降水量は、35.0mm(平年:34.8mm)はほぼ平年並み、また、日照時間、137,6時間(平年:147.6時間)はやや少なくなりました。

雪を観測した日数(広島地方気象台:観測)は16日(平年:4.3日)で、非常に多くなりました。
まとまった雨量になった日(と言っても合計10mm前後)は、4日から6日に、日本海と南岸を低気圧が通過して、合計降水量(以下同様)8.5mmの雨、17日、18日に、強い冬型の気圧配置で、合計11mmの雪、21日から23日に日本海と南岸の低気圧が発達して通過し、12.5mmの雪になりました。