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江波山気象館 メールマガジン
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2006年 3月1号
メールマガジン版江波山気象館情報しおかぜ

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広島市江波山気象館から
気象に関するさまざまな情報をお届けします。
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「光の春・音の春・気温の春」
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 3月も半ば近くになり、ずいぶん陽射しも眩しくなり、日暮れ時刻が遅くなってき
ました。冬至のころに比べ、日脚(日中の時間)もずいぶん伸びて、太陽高度が高まり、
陽射しも強まってきました。

 でも、“春は名のみの風の寒さや”と歌われるように、寒さのぶり返し(寒の戻り)
で思ったほど気温が上がらないのがこの季節です。

 動物や植物の中には、気温の上昇より光に反応して冬眠から目覚めるものが沢山あ
ります。人が寒さに震えていても、芽吹きや、花を咲かせて春の到来を知らせてくれ
ます。このようなことから「光の春」とも呼ばれます。

 では、「光の春」と言う言葉は、最初どこで始まったのでしょうか?「光の春」は、
ロシア(旧ソビエト)で始まったと言われています。ロシアなど高緯度地方の冬は暗
く陰鬱で長く続きます。
 春とは言え気温は低いため、人々は太陽の明るさで春を感じるのです(高緯度地方
ほど日脚の伸びが速い)。

 次に、「音の春」とはどのようなことを言うのでしょうか? 雪の多い地方では、
雪崩の音とともに春がやってきます。雪解けの音、雪解け水で増水した川の音、鳥の
鳴き声、雪で閉ざされた家から出て話し合う人の声など、いずれも春の到来を告げる
音「音の春」と言えます。

 「光の春」や「音の春」、そして春分(彼岸)を過ぎる頃からは“暑さ寒さも彼岸ま
で”のたとえどおり、気温も上昇して「気温の春」へと移行します。

 この頃から、最高気温の平年値が15℃を超えるようになり、ソメイヨシノ(桜)が咲
くようになり、春本番となります。

今年の春の使者をご紹介しています。


アジサイの新芽

ふきのとう

桜の開花(さくらんぼ)

ほとけのざ

ウメの蕾と水滴

白花たんぽぽ