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江波山気象館 メールマガジン
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2009年 7月号
メールマガジン版江波山気象館情報しおかぜ

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広島市江波山気象館から
気象に関するさまざまな情報をお届けします。
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梅雨明けは?
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 7月も終わりが近づいてきましたが、中国地方の梅雨明けの発表は行われていません。江波山気象館にも、「まだ梅雨明けしないの?」とか「今年の梅雨明けはいつ?」といった問い合わせのお電話をいただくことがあります。

 梅雨入り・梅雨明けについてですが、かつては「今日梅雨入り(明け)しました」と発表されていましたが、最近は「○○日ころ梅雨入り(明け)したとみられます」といった表現になっています。

 梅雨は季節現象ですので、ある日を境に劇的に状況が変化するというわけではなく平均して5日程度の移り変わりの期間があります。ですので、現在は、移り変わり期間のおおむね中日を、「○○日梅雨入り(明け)」としています。

 また、この梅雨入り梅雨明けの時期は、9月くらいに見直しをし、変更されることがあります。過去の梅雨入り(明け)の日を見て、自分の記憶と違っているというときは、このような見直しが行われたのかもしれません。

 明日から8月に入りますが、8月に入って梅雨明けが発表されるのは、1954年、1998年以来のことです。さらにもし、立秋(8月7日)までに梅雨明けの発表がない場合、今年は中国地方では1993年以来観測史上2回目の「梅雨明けが特定されない年」という状況になってしまうのかもしれません。

 さて、今年は6年ぶりにエルニーニョ現象が発生したとみられています。エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象のことを言います。

 このエルニーニョ現象は、世界各地の天候に影響を与えると考えられています。日本では、夏の平均気温が低く、冬の平均気温が高くなる傾向があります。また、梅雨明けの時期も遅くなる傾向があります。

 今年の梅雨明けが平年より遅れているのがエルニーニョ現象と関連がありそうですが、現時点でははっきりとは分かっていません。7月31日発表の最新の中国地方1カ月予報では、8月は平年に比べ晴れの日が少ない、と発表されています。

 今年の夏、みなさんはどのように過ごされるのでしょうか?江波山気象館では8月30日まで、企画展「はかる!かんじる?センサーのひみつ」を開催しています。いろいろなセンサーを使った楽しい体験のできる展示会です。天気にかかわらず楽しんでいただけますので、ぜひご来館くださいね。