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江波山気象館 メールマガジン
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2017年 1月号
メールマガジン版江波山気象館情報しおかぜ

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広島市江波山気象館から
気象に関するさまざまな情報をお届けします。
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一日に降る雪
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 1月14日から16日にかけて日本上空に強い寒気が流れ込み、広い範囲で大雪に見舞われました。ちょうど大学入試センター試験の日程と重なり、15日には広島を含む8府県で試験開始が繰り下げになるなど、全国各地に大きな影響を及ぼしました。
 広島市や呉市などでは、1月15日8時22分に大雪警報が発表されました。広島市で大雪警報が発表されるのは、2005年12月18日に広島・呉に発表されたとき以来です。
 広島では15日3時から雪が積もりはじめ、1日の降雪の深さの合計値は19cmとなりました。広島での降雪の深さ日合計の1月の記録では、1984年1月31日の26cmに次ぐ2番目となりました。通年で見ても1番の1956年2月12日の27cmと先述の1984年1月31日に次ぐ3番目の記録です。
 降雪の深さとは、一定の期間内に降り積もった雪の深さのことです。気象台では1時間ごとに観測を行っています。一方、積雪の深さとは、積もった雪の深さのことです。雪がやんでも雪が積もっていれば、積雪の深さとして記録されます。
 気象庁が広島県で雪の観測をしている地点は、広島の他に大朝、八幡、高野の3か所あります。いずれも広島県北部の標高が高い地点で、雪が降りやすい地域です。過去には大朝では54cm(1994年2月9日)、八幡では69cm(1994年1月29日)、高野では79cm(2009年1月10日)が1日の降雪の深さ日合計の最高値として記録されています。
 ちなみに、日本全体で1日の降雪の深さの合計が最も大きいのはどの観測地点でしょうか。気象庁の記録を調べてみると、現在観測が行われている地点では、新潟県高田(特別地域気象観測所)と新潟県安塚(アメダス)の120cmという記録があります。高田は1969年1月1日、安塚は1986年1月10日の値です。また、2007年度版気象年鑑によれば、1946年1月17日に旧国鉄が観測した新潟県関山の210cmという記録と、1975年1月14日に滋賀県伊吹山測候所で観測された230cmという記録も残されています。1日に2m以上も降り積もるというのは、なかなか想像がつきにくいですね。
 これから春を迎えるまでに、まだまだ広島でも雪が降ったり積もったりすることがまだあるかもしれません。雪が積もると滑りやすく事故も起こりやすいですから、十分に気を付けてくださ
い。